LINK FACTORY
2021.02.24
新型コロナウィルスの感染拡大で、合同企業説明会の中止や延期が相次いだ時期から約1年がたち、多くの若者が新社会人としてスタートする季節を迎える。
この春に卒業する学生は就活シーズンの途中からコロナの影響が大きくなり、未曽有の状況を乗り越えた経験は、社会人になっても困難を乗り越えていく原動力になるのではないか。
一方で、就活真っ最中の大学3年生は、夏のインターンシップの中止や人数制限があり業界や企業を知る機会が減少してしまった。
就業意欲を高め、職業選択の幅を広げる機会が減ったことは残念ではあるものの、大学や企業では、座談会の開催や動画配信など、例年以上にさまざまな取り組みを行っている。
これから最盛期を迎える企業説明会などを積極的に活用し、視野を広げ、自身に合った選択をしていけるように努めてほしい。
企業の採用人数抑制を心配する声はあるものの、コロナの影響が大きい業界も「新卒社員が入社し組織全体が明るい雰囲気になり元気になる」と、危機を乗り越えていくためにも新入社員のフレッシュさに期待を寄せる企業も多い。
SDGsや環境問題といった社会性、多様な働き方など社会のトレンドに敏感な学生も多く、学生と接することで私たちも日々学ぶことがとても多い。
VUSA（将来の予測が困難）と言われる時代において、私たちも企業や学生と一緒に新しいことに積極的にチャレンジしていき、微力ながらも社会を盛り上げていきたい。
企業や学生と接する立場から明るい話題を提供したいとつづったコラムも今回で最後。
お読みいただいた多くの方に声を掛けて頂き、応援してくれる皆さまに感謝の気持ちでいっぱいだ。
半年間お付き合いいただきありがとうございました。
