LINK FACTORY
2020.12.30
年の瀬が押し迫り、この1年を振り返ってみたい。
社会や環境の変化もあり、当初の計画通りに進まないことに悩まされる反面、これまで以上に新たなチャレンジが求められる年だった。
大学の授業、インターシップなどで対面での活動が制限される中、オンラインでの授業参加、セミナー、座談会などは大きな可能性を感じた。
企業も学生も模索中で「オンラインでは気持ちを伝えにくい、伝わりにくい」などの課題はあるが、学生は多くの企業や社会人と接する機会が増えていくのではないか。
県内外の企業との接点が増え、Uターン希望者も県外にいながら沖縄の企業とつながりを作っていける大きな利点になり得る。
一方、オンラインで気軽につながれる、からこそ、企業訪問や対面の説明会では「オンラインだけでは分からないことを知ろう」と言う気持ちになり、対面の価値が一層高まっている。
大学主催のセミナーは例年以上に1~2年生の参加が増えているという。
私たちの主催イベントも1~2年生の参加があり、今後の就職活動への不安感から、積極的に行動している学生も多い。学生の不安を払拭しつつ、低学年次からの早期のキャリア形成意欲を高めていけるように取り組んでいきたい。
コロナの影響で仕事が中止や延期になることもあったが、多くの人の支えもあり、小・中・高・大とさまざまな教育現場や企業を訪問させてもらう機会に恵まれた。
教育関係者や企業と日々接する立場として、学生と社会の接点を継続的に築いていきたい。新しくスタートする。
2021年、しばらく試行錯誤は続きそうだが、多くの関係者と一緒に乗り越えていける1年にしたい。